オープンソースの長所・短所
■オープンソース活用のメリット
・世界中の優秀な技術者が開発したソフトウェアを利用できる。
・ソースコードが提供されており、ソフトウェアの改良が可能。
・無償のソフトウェアが多い。コスト削減になる。
・ソフトウェアの情報が、全てインターネット上に公開されている。
・急にソフトが打ち切られたり、OSのバージョンアップで動かなくなることがない。
■オープンソース活用のデメリット
・ソフトウェアが無保証であり、トラブル解決を自己責任において解決する必要がある
・海外で開発されているソフトウェアの場合、日本語でかかれていない(英語のみ)
弊社では、上記のデメリットは感じていません。
なぜならば 無保証・自己責任においては15年以上オープンソースで開発してきましたのでどのソフトウエアをどのように使えば良いかノウハウが溜まっているからです。
英語については、もともとハードと英語が分かるから、ソフトウエア会社を設立しましたからデメリットではありません。
逆に、最近は海外工場で使うソフトの要望も多く、メリットになっています。
メリットのうちコスト削減についてもう少し詳しく述べます。
■汎用コンピュータ、特定のシステムの問題点
特定のコンピューターやベンダーに握られている年間維持コスト、移行コストの高さは驚くばかりです。
例えば、大型コンピュータ時代をそのまま継続している会社もまだ見受けられます。そのような会社から維持コスト、移行コストのコストダウンの相談をよく受けます。
また、市場シェアが高いITシステムでも、データ入出力インタフェースやAPIが公開されていないため、プロダクトやサービスの開発ベンダーに依存してしまっています。
製品選択の余地がなくなるため、高価なプロダクトやITサービスであっても継続的に導入せざるを得なくなり、一層ベンダーへの依存度が高くなるという負のスパイラルが発生しています。