会社で科学技術工業英語で英語の文章の書き方を勉強した。
一応科学技術工業英語1級の免許を貰った。
試験では、プロポーザルなど8つの文体の書き方や話し方を問われた。
文章を書く方法は、米国と日本では全く異なる。
日本語の文章は主語がなく、また非論理的である。
日本文を英文に機械翻訳するときこれが足かせとなる。
米国で受け入れられる、英文提案書の書き方纏めておく。
文章は、8つのパターンに分類できる。
提案書は最も高度な技術が必要である。
なぜならば、提案は相手にとって不要な事かも知れないからである。
1)結論を書く
2)第一支持内容を書く
3)第二支持内容を書く
4)反論反証に対抗する内容を書く
5)再結論を書く
提案書で最も大切な事は目的である。
何故プロジェクトを行わなければならないのかを明確に示さなければならない。
次に目的を達成するために以下を明確に記述する。
1)何を行うのか
2)どのように行うのか
3)誰が行うのか
4)何処で行うのか
5)必要な期間
6)必要なコスト
フォーマット
Executive Summary:
日本では序論で散文を書くことが一般的であるが、英語の提案書ではこの書き方はしない。
目的を明示し、この提案書が読む価値があることを人目でアピールしなければならない。
提案書で最も重要な部分である。
全てを書き終わってからExecutive Summaryを書く。
目的、必要性、方法、普及させる手段について述べる。
提案を実行するとどんな良いことが実現するかを述べなければならない。
executive summaryは 750 words 以下で1ページに収めなければならない。
目的:数値でどんな良いことが起こるのを述べる。
誰に、いくらで、何時までに行うのかを述べる。短期目標及び長期目標を区別して述べる。
必要性:問題と何故その問題が重要かを述べる。統計などを使い簡潔にポイントを述べる。
タイムテーブルとプロジェクトの重要性を述べ
スポンサーがお金を払ってくれる判断を下せるように記述する。
方法:方法については詳細に述べる。概要を最初述べ、詳細を記述する。
効果、革新性、どれくらいの人数がターゲットにあるかを記述する。
評価:投資の方法とリターンについて述べる。どんなデータを使ったか、
どのように解析したかを述べる。
資格:提案を実行するにあたり十分な資格があることを述べる。
前に行った実績、開発環境、施設について述べる。
キイパーソンのリスト経歴を付ける。
どんなコンサルタントを使うかも明示する。
そのコンサルタントがプロジェクトに確かに関わるという証拠も添付する。
タイムテーブル:提案を推進するタイムテーブルを記述する。
コスト:各年毎および総額コストを記述する。
人件費、福利厚生費、旅費、機器に分けて記述する。間接費についても記述する。
フォント:読み手が苦労なく読めるように記述しなければならない。
用紙の大きさはレターサイズ (8.5” x 11")とする。
12ポイントのフォントでシングルスペースで記述する。
きちんと書かれているか精査し締切り日の2日前までに提出する。